GRの戯れ言日記

拙ブログは、過去に他サイトのブログサービスでやっていた「リングの戯れ言日記」というものをそのまま移動させたものです。2014年3月27日以降の記事は、gooブログの「GRの戯れ言日記2」をご覧ください。

M-1グランプリ 2010

 今回は前置きは書かず、結果とリング個人の採点(100点満点中)です、()が実際の合計点・右側が僕の点です。★が実際の優勝者、☆が個人的に選ぶ優勝者です、一番左端の数字は実際の順位で、○の順位は個人的な順位です。
<決勝1回戦>
9 カナリア(592)63⑦
8 ジャルジャル(606)72②
3 スリムクラブ(644)56⑧
5 銀シャリ(627)65④
6 ナイツ(626)65④
2 笑い飯(668)82①
7 ハライチ(620)65④
4 ピース(629)53⑨
1 パンクブーブー(668)67③
<最終決戦>
スリムクラブ 71
笑い飯 72☆
パンクブーブー 63
 またやらかしましたね(怒)(少怒)敗者復活でパンブーを復活させるぐらいやったら、最初からファイナリスト8組に選んどけっちゅうねん(少怒)恐らくプロの審査員と吉本の思惑は、敗者復活からの~の展開を期待してたんでしょうが・・・ただその復活からの勢い・実力で笑い飯達を抜けるかどうかを見たかったんでしょうが・・・でもその筋書きで何人もの非吉本組や吉本でも個人的感情が入りますが、スーパーマラドーナやギャロップやブロードキャストが、犠牲になったと思ってるんや(怒)パンブーも一般人も選んだんやから、今回の敗者復活戦はそないに悪いものでも無かったんでしょうが・・・個人的にはもう観たくなかったな(落ち込み)パンブーよりも世間的には知名度の低いタイムマシーン3号や磁石を世間の目にさらして欲しかったです(涙)良いもん!俺達にはオンバトがあるもん、オンバトの星は、彼らやったもん(炎)ほんまに最後の最期まで、オンバトM-1は面白いぐらい見解が、=やなかったね(汗)
 ただ今回の審査員の人選でもうM-1の限界を感じましたね(汗)宮迫博之雨上がり決死隊)なんて"審査される側でも不思議やない" とまでは言いませんが、「まだ審査する立場じゃあ・・・」 という気がしないでもありました(落ち込み)大竹一樹(さまぁ~ず)も漫才を審査してたというよりも、完全に自身のテリトリーであるコントの視点で審査してた気がしますわ。
 本選を個人的に見ますと。→カナリアはトップ出番でなければもっと伸びたネタでしょうね(落ち込み)まだ空気が温まってない段階で"唄ネタ"というのは、如何せんしんどかったかもです(汗)素人考えでは「レンコン」のくだりがしつこく、テンドンやったかなぁ・・・爆笑はなかったですが、点数ほど悪くないネタかな と思いました。ジャルジャルは確かにどう審査するかが、難しいですよね(汗)まぁコントを小道具を使わずにマイクの前でやったというのが、客席と審査員の印象でしょうね・・・でも僕は、凄みを見ましたよ(力こぶ)面白かったし、ネタの構成は良かったし完成してました(大笑)実は僕は、3組目のスリムクラブからリアルタイムでずーっと観てて、その上パンブーが敗者復活者と決まってつまらん・おもろない・腹が立つって感情でM-1を観てたんですが、あとでビデオでカナリアとこのジャルジャルのネタを観て、少し気が晴れました(笑)そうしてくれたのがジャルジャルです、やはりあなた方の発想力というか才能には、脱帽ですわ(すいません)ただジャルジャルってもしかしたら、無冠の帝王であり優勝者タイプではないのかも知れんって思いました・・・今回爆弾を落としたのは、スリムクラブでしたな。ただ1本目のネタの時に僕は、もっと早よツッコミやボケを入れてっ!!って思いました(汗)やはりテンポが良く、手数の多い漫才に慣れてる自分が居るかもです・・・漫才の型は1つやないし決まりもない、世の中には色んな笑いを取る方法があるというのを再認識させられた瞬間でした!銀シャリは、そのスリムクラブの後だけに平凡すぎましたね(涙)だからこういう結果になりましたね(落ち込み)ネタの選択も・・・橋本がもっと上手い事言えるネタを選んでれば、もっと点数が伸びたかもです・・・ナイツは証明されましたな(涙)"M-1では、寄席芸では勝てないという事を"これが「寄席芸NO.1」「寄席の漫才NO.1」決定戦なら、間違い無く彼らか銀シャリが優勝してたでしょう(燃)持ち時間が15分ぐらいなら、寄席芸人の方が有利になるでしょうな。詳細はまた後で。笑い飯は前回の鳥人よりも解り易くて、面白かったです(大笑)ただ少し雑な所(くだり)もあったと感じました。スリムクラブが、爆弾を落としてなければもっと良く見えたでしょう!ハライチは、僕的にはやはり爆笑までは行かない(ダメ)クスッと笑う所もありやはり澤部の"乗りボケ"は技術があるなと思ったんですが、最後にもう少し詰めてればねぇ(落ち込み)途中までは銀シャリとナイツより上やったんですが、最後にもう少し畳み掛けが欲しかったです・・・ピースは何が高得点やったんかが、よく解らないですねー(汗)ただ松本氏が言ってた様に少し期待してたほどやなかったですね、そういう意味ではコントが本職である彼らは、最終決戦でとっておきの発想力の富んだ"漫才コント"が、あったはずです。そういう意味ではもう1本ネタを観てみたかったんが、このピースと銀シャリでした(落ち込み)正直、ピースの漫才を観たのは初めてでしたけど色んな人の話を聞くと、コントをマイクの前でやってる漫才コントって聞いてたんで、しゃべくり漫才をしたのにはビックリしました(ドクロ)パンブーは"見せかけて"ネタで、昨年よりはスタイルを変えて来ましたが、4分ずっと続けられると飽きて来るネタですね(落ち込み)確かに実力が無いと出来ない事なんですけど・・・それとやはり昨年より落ちた感がありました。
 で、スリムクラブは最終決戦の方がネタとしては、良いと思いました(まる)やってくれましたね!確かに面白いです、ただ完成はしてません!ある意味発想もそうですけど、反則技の様な感じですな。完成度が、笑い飯との差やったんでしょう。ただほんまに僅差でした。パンブーは1本目とパターンを変えて来れば、接戦になったかも知れません!!何か同じネタを2回観た感は、否めませんでした(落ち込み)まぁでも、健闘やし優勝の称号は2回も要らんでしょう(ウインク)
 全体の感想としては、さっきもチラッと触れた様に"漫才・寄席芸"とM-1は、別ものやという事です(ダメ)純粋に漫才だけを競うなら、銀シャリやナイツが優勝やったでしょう!ところがM-1は技術よりも発想力が問われる大会なんで、発想・新しいスタイル・意外性・ムチャ振りが評価される大会ですから、ファイナリストはこうなったし優勝者も笑い飯となりました!戦前に友人のN君にも言いましたが、「確かに今までのM-1では、チュートリアル以外は最終的には正統派・オーソドックスが優勝してるけど、どこが評価されてるかって言うたら、やっぱり発想度と思うわ。となると、やはり自由な発想が利く”漫才コント”や笑い飯のスタイルが、有利な気がするわと言いました!」じゃあ何故今まで笑い飯が優勝出来なかったかというと、自滅もありましたが彼らの上を行く芸人が居たという事でしょう。結局、2006年のチュートリアル・今回の笑い飯を除く正統派・しゃべくり漫才・オーソドックスが優勝して来たのは、発想力は笑い飯が上回ってても、それ以上の技術・さらには一番肝心な面白さでカバーしたから、優勝出来たんやと思います(燃)変化球での優勝者は、チュートリアル笑い飯だけでした。それはM-1という特殊な大会の割には、オーソドックスが上回る結果の方が多かったですけど、松本氏や紳助が心のどこかでやはり発想力のある方が上だという考えが、ずっと心の隅にはあったんでしょうね。ただカウス師匠の様にずっと漫才をやってる方は、やはり技術を重視するでしょうね。だからジャルジャルの漫才を漫才と認めなかった訳でしょう。ただスリムクラブや2004年の南海キャンディーズ2008年の時のオードリーを最終決戦で最後に選んだのは、発想力や斬新さを買ったみたいですけど(ウインク)それは彼の中で彼らの発想力が、技術を上回ったという事でしょう。

 やっと笑い飯かぁという感じでした(落ち込み)まったくもっと早くに優勝せんから、貴重な決勝の1つの椅子が埋まったままでした(少怒)その椅子に座って欲しかった無名のグループが、今まで何人居たか(怒)とにかく特にオンバト組の世間の知名度が、低いのなんのって・・タイムマシーンなんて2005年にM-1の決勝の舞台を踏んでるのに、彼らの僕の周りでの知名度の低さったらもう(涙)しかも準決勝や敗者復活での彼らのウケ度っていったら目を見張るものがあるのに、アップフロントエージェンシー所属やからってこの扱いは、ないでしょう(ダメ)タイムマシーンだけでなく他にも色々な猛者達が居たはずやのに(略)でもさすがにウーマンラッシュアワーの敗者復活は、無かったか(笑)紳助が推してただけにもしや!と思いましたが・・・
 僕も"アマチュア枠で参加する事を死ぬまでに一度は"と思っていましたが、大会が終わってしまいましたか・・・一応昔は、M-1用に一回戦3分・最近は2分のネタを作ってたんですが(困)ただ良い相方が、見付からなかったですね(落ち込み)笑いに対する情熱が足りない人・価値観が合わない人・公園でネタをするのすら羞恥心で出来ない人・ネタを考えてなく全部僕に依存してた人、ぶっちゃけこの条件全部1人を指してるんですが、その人が「僕と漫才をやってみたい」って言うて来たんで、組んだんですが僅か2日で解散となりました(困)ただ偉そうな事を言ってますが、僕もアガリ症で緊張しぃ・自分が言おうとした事に笑ってしまったり、ボソボソ話したり下を向いたり赤面したりするでしょうから、良い相方が見付かっても実際は出場出来なかったかも知れませんが・・・ともかく僕にお笑いや漫才を採点・真剣に観る・分析の視点を与えたキッカケを作ってくれたのが、"M-1グランプリ"という大会でした(大笑)ますだおかだが2002年に優勝した時は、一緒に泣きました。でもその後は腹の立つ事が大半を占めましたが、ドキドキワクワクしたのも事実です。振り回されたけど、ありがとうございました!で、それ以上に頑張ったであろう芸人の皆さん、決勝の審査員の皆さんも本当にお疲れ様でした(拍手)