GRの戯れ言日記

拙ブログは、過去に他サイトのブログサービスでやっていた「リングの戯れ言日記」というものをそのまま移動させたものです。2014年3月27日以降の記事は、gooブログの「GRの戯れ言日記2」をご覧ください。

ショートネタブーム考3

 決して悪い事やないと思うんですが、この現象の戦犯は誰か?というと、見せる側つまりテレビ局やないかと思う。出来るだけ数多くのギャラの安い安価な芸人を出させて、手短に済ませたいという思惑が、透けて見えます。言い換えるとそれはプロデューサーの意向なんかも知れない。それでショートネタ番組しかないから我々消費者は、そういった番組を見ざるを得ない。ショートネタ嫌いな人は、もしかしたらお笑いファンを降りた人が、中には居るかも知れない。しかしそれは我々ファン(視聴者)にも原因があるのかも知れん。ファンが長いネタを見る我慢が低下して来てる・オチまで待てず結果を速く求め過ぎてるのが、原因ではないか?と思うわ。つまり芸人さんに罪は無い!彼らは本当はほどほどにロングネタをやりたいのに、そのスタイルに合わせてるだけなのかも知れへんのや。技術のある・器用な芸人は、ある程度それにアジャストする事は可能やろうが、どうしても短い時間では無理というスタイルの芸風・芸人も間違いなく居るやろ。しかし日の目を見るのは、今の所殆ど前者というのは、如何なもんか?これではせっかくの実力者も埋没してしまうやろう。だから僕は憤ってる部分もある訳やわ。
 はっきり言って今の笑いは、昔よりレベルが下がって来てると言う人がよう居るけど、とんでもない!今の笑いは、「ザ・ドリフターズ」や「漫才ブーム」や『オレたちひょうきん族』(←すんません!これだけは観た事ないです、ただ今の笑いより道具をたくさん使用していたように感じて引き合いに出しただけなんです。道具を駆使する事が悪いというわけじゃないんですが・・・)の頃より確実に笑いのレベルは上ではないか?と思ってる。今の芸人の発想力といったら凄いもの!ドリフみたいに大掛かりなセットを使うわけでもなく、コントをするにしてもちょっとした道具だけで、殆ど頭を使って展開してやるし。漫才でも漫才ブームの頃は、ギャグの応酬が多かった部分もあったらしいし、今の漫才グループはギャグも言うけど意外性のあるボケ・工夫をしたツッコミが見られるし。そう簡単に昔と同列には語れんやろう事は、重々承知していますが。しかしまた僕が辛口の点数を付けてるのは、嫉妬心というかあえて悪く言う事で自分を際立たせたいだけなんです、ほんまはめっちゃ評価してるんです。それだけ今の芸人さんはせっかく実力があるんやから、テレビ局の皆さんもっと芸人の実力を最大限に発揮出来る場所を提供して欲しいです。ただ素のネタを見せるだけでええんやから。余計な演出・色を付けないで(願)という事です。この事はエンタの神様の件で、又言及したいと思います。