GRの戯れ言日記

拙ブログは、過去に他サイトのブログサービスでやっていた「リングの戯れ言日記」というものをそのまま移動させたものです。2014年3月27日以降の記事は、gooブログの「GRの戯れ言日記2」をご覧ください。

漫画から捉えたお笑い

 皆さん!"お笑い"を題材にした漫画(コミック)という物が、存在するのをご存知でしょうか!?ネタばかり見てるのも、何だかねぇ?、もう少しだけ「違う角度からお笑いというものを捉えてみたい!」と思い、きっかけは忘れましたが、昨年の4月に森田よしのり作の『べしゃり暮らし』というのをレンタルショップから借りて読んでみました!この漫画は"漫才を題材にする"という非常に秀逸な作品ですよ(炎)あまり「お笑いを設定にした漫画」というのは、これまでそないに存在しなかったんやないでしょうか!?→"ギャグ漫画"というものは、在っても・・・ただ昨今の流行りで"お笑い好きの高校生が、文化祭などでコンビを組みそこでウケて、本格的に漫才に取り組みM-1優勝を目指す!"という様な"しょうもない学園ドラマ"やったら読むのを止めようと思ったんですが、高校生活はあくまで序章で作者自身が同作品の執筆活動の為にわざわざNSC吉本総合芸能学院=養成所)に入学する程の意気込みですから、「これは本気やな」と思い、現在でも読んでいます(少笑)参考にしている芸人は、千原ジュニアであったり、作者自身松本人志氏を尊敬してるだけあって、そういう臭いがしたり、意識した場面が見られますね。実際よう取材出来てて、良い作品ですしね!12巻までは続きが気になり、楽しみにしていました!!ただこの漫画の欠点は、"お笑いに興味の無い人にとっては全く面白くない"という事と"登場人物の人間関係・人間模様が複雑すぎて、笑いに集中出来ない"という点ですね(落ち込み)特に後者は漫画である以上はある程度"壮絶なストーリーや場面の展開や出来事"が必要でしょうが、若干行きすぎですな(涙)特に13巻を昨日1年振りに読んだんやけど、「登場人物を取り巻く人間環境や出来事が壮絶過ぎて、これは"お笑いの漫画やのに"笑えんわ・・・」って思いましたもん(困)そこまで劇的に演出する必要が、あるんすかねぇ?(汗)やはり"お笑いは素人"の漫画家が書いたものですし、お笑いを題材にするのは無理があるんでしょうか(困)?漫才をするコマもネタのくだりが途切れ途切れで、ダイジェスト的ですし・・・ただ「お笑いとして捉えるのは苦しいですけど、漫画という1つの作品として捉える」なら成立するんやないでしょうか?つまり漫画として観るんなら、楽しめますし良い漫画やないでしょうか(OK)?
 一方で品川ヒロシ(裕)[品川庄司]作の『漫才ギャング』という物も在ります!!←映画化もされましたよね!映画を僕は観てないですが、昨日これも1・2巻を借りて読んでみました(大笑)やはり予想通りというか、"漫才師本人(当事者)が書いただけあって説得力があるやろうな"と予想してたんですが、「実際にリアルですし説得力があります」ね!!漫才をするコマも、使い古されたパターンですが、"実際の漫才のネタ"で使用しても全く遜色がないですし(燃)そこは漫画を描いても、さすが漫才師ですね(すいません)ただいくら芸人に元ヤンが結構居るからと言って無理に"ヤンキーを舞台(設定)にする"必要があるんでしょうか(汗)?何か"無理矢理ストーリー性を持たせる為に波乱万丈な展開にしてる"感じがします・・・その割には少し漫画独特の物語性が、弱すぎるような(困)その辺は、品川氏は"漫画家としては素人"なんでしょうね?ただ「お笑いとして捉えるなら、べしゃり暮らしより良い!!」ですね(OK)何でもそうですけど、それぞれ"長・短"があり、漫画として観るなら『べしゃり暮らし』!漫才やお笑いとして観るなら『漫才ギャング』でしょうね!!だから僕は「お笑いとして捉えたい!」ので、漫才ギャングはレンタルを止め買って行こうと思います(OK)ただ森田氏・品川氏もよしもとクリエイティブ・エージェンシーを素に取材・展開していて、品川氏ももちろん吉本所属!!少し題材範囲が、偏ってるかな・・・(汗)違う事務所から見た展開も観てみたい!
 P.S 今度は違う事務所やコントやピン芸を題材にした漫画を読んでみたいかな!漫画までお笑いに染まってる僕は、イタイです(爆)