GRの戯れ言日記

拙ブログは、過去に他サイトのブログサービスでやっていた「リングの戯れ言日記」というものをそのまま移動させたものです。2014年3月27日以降の記事は、gooブログの「GRの戯れ言日記2」をご覧ください。

野球殿堂

 先日今年の野球殿堂入りの表彰者が、発表されましたね(笑)特別表彰者は、18年振りに該当者無しです。プレーヤー部門落合博満・現:中日監督が、選出されました!氏は言うまでもなく、オレ流監督・選手ですね。落合氏は1979年に内野手としてロッテに入団しました。1982年に史上最年少の28歳で三冠王(打率・本塁打・打点)に輝き、1985・86年にも連続三冠王を獲得しました。3度の三冠王獲得は、彼が唯一の存在です(燃)その後中日・巨人・日本ハムへ移籍し、それぞれの球団の優勝にも貢献しました。ただ日本ハムでは、仕事が出来たかどうかは疑問でしたが。タイトルとしては、首位打者本塁打王打点王を5回ずつ獲得しました。通算成績は、試2236率.311 510本1564点 安2371 です。中日の監督としての実績は、リーグ優勝3回、日本一1回です。今回も落合節が、炸裂したようですね(ウインク)何か「良い悪いは別にして、また『歴史』(2年連続1票差落選)を作っちゃった。人がやってない事で名を残すのは良いじゃない。」と・・・2008年からは、現役の監督でも受賞出来るようになりましたからね(←それまでは現役の監督やコーチは、受賞出来なかった。プレーヤー部門の資格は、現役引退後5年を経過してから15年間。)彼の中では、現役監督中に貰えるとは思ってなかったし、辞めてから貰おうとしてたからこういう発言になったようです。他にも「貰える賞は全て戴いた。」と言ってましたが、まだCSを介さないでの完全日本一(=シーズンでもCSでも1位通過・日本シリーズでも優勝)を達成してでの、正力賞があるやないか!さらに国民栄誉賞もあるやないか!!と僕は、ツッコみたくなりました!まだまだ貰える賞は、ありますよと言いたくなります、全てというのは語弊がありますよね(笑)
 他にはエキスパート部門で故・皆川睦雄(睦男)[南海]氏が、選出されました!!皆川氏は、1954年に投手として南海に入団しました。杉浦忠・スタンカ・森中千香良らの投手と共に南海の強豪時代を支えました。入団から2年間はオーバースローで投球してましたが、3年目にアンダースローに転向しました(驚)これが奏功して杉浦氏には及ばないものの、毎年の様に2桁勝利(10勝台)を挙げる準エースとして君臨しました。1968年には、ノムさんの口添えがあったか無かったかは定かやない(←あの人は、何でも自分が先駆者やとか手柄にするからなぁ[落ち込み])ですが、スライダー(小さく曲がるから今のカットボール)を3年ぐらい掛けて習得し、31勝をマークしました(大笑)翌年以降は、オープン戦での死球の影響で成績が落ちてしまいましたが・・・なお皆川氏以降年間30勝投手は、生まれていないので「最後の30勝投手」と呼ばれています{炎}高校時代は甲子園にも行けず、プロでも高い壁に阻まれた上、肩痛からあまり例をみないオーバースローからアンダースローへ転向しその勝ち星の殆どをプロ入団後に身に付けたアンダースローで挙げた努力は、並やなかったでしょう!!杉浦忠というあまりにも印象度が高いエースが居たので、地味でしたが名球界の資格を有し(通算200勝以上)後述しますが221勝や実績は、杉浦氏より上でした(OK)指導者としては、阪神・巨人近鉄でコーチを務めました。特に巨人時代は桑田真澄氏が、心酔していたとか(笑)
 実は僕は、小学校5・6年時に皆川氏の野球教室に行った事があるんですよ♪父親がある職業をしてた関係で、父親の職場で行われました。ただ皆川氏から直接指導も受けてませんし、当時の僕にはあまりにも未熟で、その技術論はあまり役には立ちませんでしたが(落ち込み)6年の時には、今でもどこかそうですけど僕は当時あまりサインとかいうものに価値を見出してなかったので貰う気もなかったんですが、親父が背中を押して行け!というので、何が何だか判らずに教室終了後に使用中のグローブにサインを頂きました!それどころか野球教室に来ていた当時の近鉄のコーチ何人かにサインを貰ったんですが、その人達のサインは誰が誰かも判らず(誰かも知らず)、さらに当時は皆川氏がどれだけ実績のある方かも・価値かも知らず・・・で、長野県から実家に帰った時には、その時にはいつの間にかグローブをオカンが・・・(困)言うまでもないですね(涙)今となっては失礼な事をしましたし、その価値や有り難さを解るんですが・・・この場を借りて皆川氏をはじめ当時の近鉄の首脳陣の方々、並びにその前に藤本博史氏やドカベン・香川をはじめとするダイエーの選手の方々の寄せ書きのサインボールを雨の日にボールがないからって家の前で壁当てに使い(慎重にやってたつもりでしたが)用水路に落として、帰らぬ物としてしまった事を謝り申し上げます(すいません)この2件は、未だに後悔してる過去です(爆)で皆川氏の獲得タイトルは、最高勝率2回・最多勝最優秀防御率共に1回です。通算成績は、試759 221勝139敗 防2.42 です。
 両氏共に、東北地方出身者が受賞となりました。しかも皆川氏の山形県出身者は、史上初(ラブ)受賞されたお二人様今回は、本当におめでとうございました(拍手)