埋没

していってるでしょう、大阪近鉄バファローズは！何の話か？ってこないだ紹介した『プロ野球問題だらけの12球団』のエピローグに近鉄関係の事が、書いてありました。もう返却期限が来て、返しましたが。著者曰く野茂英雄（近鉄―米―ベネズエラ―米）[現：オリックス・テクニカルアドバイザー]は、一線を退いた今でも育ててもらった近鉄という球団に愛着を持っていて、何故球界再編の年にあの球団を何とか出来なかったんやろう？と今でも思っているようです。他にも昨年のオフにも田澤純一(米)が、日本プロ野球のドラフト上位候補にも関わらず、史上初の上位候補者直メジャーという道が出来た。その道筋を作り・後押しをしたのが日本石油の監督・大久保秀昭(現役時代は、近鉄)であった。つまり今の球界の話題に於いて欠かせないメジャー・リーグの事について触れようとすると、何かと近鉄という言葉というか球団がキーワードになる事が判る。だから近鉄がプロ野球界からなくなったけども、メジャーの話題になると近鉄が結構関わっていて歴史に埋没する事は無い、というのです。確かに野茂氏のメジャー挑戦をきっかけに、日本人メジャーリーガーが大挙したから、よく近鉄→メジャーって特集を組まれる事が多いなぁ。他にも各球団のコーチや監督陣を見ても意外に近鉄OBが多いから、近鉄の遺伝子は残っていると小関氏も呈されていますが（汗）いや～、でも段々この近鉄という球団は、歴史の中に埋没していってますよ（涙）でも小関氏、そういう意味では今はもうない近鉄にも本書（『問題だらけの12球団』）に登場して頂く権利があると言い、自身が刊行を始めた年から近鉄の過去のドラフト分析（1999～2003）までエピローグでして頂き、ありがとうございました（すいません）