GRの戯れ言日記

拙ブログは、過去に他サイトのブログサービスでやっていた「リングの戯れ言日記」というものをそのまま移動させたものです。2014年3月27日以降の記事は、gooブログの「GRの戯れ言日記2」をご覧ください。

伝統の一戦

 認めたくないけど巨人×阪神阪神×巨人がそう言われる事は、ある程度はしゃあないし、認めるけど、その認識をしっかり捉えて頂きたい。今日は僕のヒガミ・遠吠えを聞いて下さい。先ずは本題やないけど今日の試合は、Gにしょうもないプレーが多かったな。エラーが3つって。それが直接阪神の得点に結びついたのは少なかったけど、阪神に得点を与える遠因になったんちゃうかぁ?で、結果は阪神○7―4●巨人。
 確かにこの2チームは球団創設時から親会社が、一度も変わる事なくずっと同じ会社で運営をして来た。しかしよくマスコミ等で喧伝される"巨人が日本のプロ野球球団で歴史上最初に設立された球団"であるという事は、全くの事実無根!!巨人が設立される前の13年前の1921年に東京芝浦にあったスポーツ施設を経営する会社によって、"日本運動協会(あるいは"芝浦協会チーム"他にも"芝浦協会"とも呼ばれた)[以下 日本運動協会]"という立派なプロ野球チームが設立されてたんやでっ!このチーム、大学等から集められた選手が14人居て、彼等は球団から給料を貰い、しかもフランチャイズの球場(芝浦球場)までもしっかりと有ったんやし。しかしこの時点でプロ野球球団はこの日本運動協会しかない。野球は対戦相手が居て初めて成立するスポーツである。ではどういう相手と試合をしていたかというと、アメリカからやって来たセミプロチームや、国内の大学のチーム等と試合をしていたのである。つまり日本で最初に設立された球団は、巨人ではなく日本運動協会であった。では巨人はどういう球団なのかというと、現存しているプロ野球球団で最古のチームは、巨人という事なのである。その翌年に設立されたんが、阪神(注:設立時は、"大阪野球倶楽部")を含む他の球団(中にはもう無い球団もある)やった訳で。テレビやマスコミはこの事を今まで殆ど伝えて来なかった。一部文献では(しかも超マニアックな書物)、この事を伝えてはいたが世間に浸透する域には達していない。球団の設立史や年表を見ても、大概巨人の設立から記入されていて、日本運動協会は削除されているケースが殆どである。せめて文献だけでもこれからは日本運動協会などを記録に加えるべきである。この事をこの記事をご覧の皆さんは、常々頭の中に入れておいてもらいたいもんやなぁ。そうでないと誤った歴史事実のまま後世に受け継がれて行く事になるもん。
 この事実をスルーして、簡単に伝統の一戦と言ってくれるなよな。ほんまの先駆者は、もっと先にあるのに・・・対してパ・リーグは、球団の消滅や合併を繰り返し、設立時から同じ会社が現在も球団を持ってるという事は無いんやが。でもこの2球団だけ特別視されるのは、我慢ならん(怒)ただ現存してる最古の球団巨人と不変の阪神も古参という意味では、リングもある程度は讃えたいと思いますが。あと「伝統と言ってるのであって、先駆者はどこかって言ってるんじゃない!」っていう反論もあるでしょうけど、僕は伝統=一番古いって聞こえるから書きました。あと伝統の一戦パ・リーグに無いけども、巨人対阪神と似た様な構図はかつてのパ・リーグ西鉄(現:埼玉西武ライオンズ)対南海(現:福岡ソフトバンクホークス)っていうライバル・ドル箱カードは、ありましたよ!それと1週間ぐらい前に伝統なくして物事は語れませんと書きましたが、巨人・阪神をもう少し抑えて喧伝してくれればこういう言い方はしません、伝統が大事なのは僕も充分解ってますから(汗)頼むから、皆さんこういう事を忘れないで{すいません}